〇か✕の世界はやめよう、と言われて早何年
こんにちはこんばんわ。ひよっ子yuruです!
就職活動をしていると、疑問に思うことがよくあります。
例えば、
「入社後のキャリアプランは?」
「将来の夢は?」
この質問の意図は理解できるのですが、
「まだ決まっていない」じゃだめなんですかね。
正直、自分が5年後10年後何をしているのかなんてさっぱり分からない。
それは将来やりたいことが見つかっていないのが半分、考えてもきっと想像と異なった結果になっているだろうというのが半分。
だって、スマートフォンが必需品として普及して、YouTuberが人気職になって、日本がワールドカップでドイツとスペインに勝つなんて何十年も前に誰が予想できたでしょうか?
未知すぎる将来に断定の人生設計をしてしまうのは、本当に求められていることなのか私には分からない。
「〇〇なことに興味があるので〇〇ができていたらいいなと思います。」と言った柔らかい表現ならまだしも、
「〇年後は〇〇として営業実績NO.1になる。そのために〇〇を行い、〇年までに〇〇を目指す。」
みたいなのは、なんだかなぁと思ってしまいます。キャリアプランや将来の夢をここまで本気で描いている人ってどのくらいいるのかな。
実は私だけ何も決まっていないとかじゃないよね…🙄
まぁ、長すぎる前置きと絡めて本題に入ると、
私は世の中、〇か✕を求める傾向にありすぎるなと言うふうに思います。
善か悪か。
出来るか出来ないか。
肯定派か否定派か。
答えが出るに超したことがないかもしれないけど
ハッキリさせることだけが美徳ではないような気がします。
グレーだったり、曖昧だったり、妥協だったり、中間だったり、どっちにも属さない場合もあれば、どちらにも当てはまる場合もある。
でもそこに葛藤や自己矛盾があるからこそ、人間臭くて美しいのではないかと思います。
就活の話に戻しますが、
質問に対する明確な答えをはっきり言うことも重要です。就活ではそれが求められているから。
ただ、今よりもう少しだけ、就活生は葛藤や矛盾と向き合う姿を見せて、採用者はそこにフォーカスしてもいいのではないでしょうか。
世の中、答えがない問題ばかりだからこそ尚更、
〇でも✕でもない考え方が受け入れられたらいいなと思います。
就活に関しては「甘えだ!」と言われたら黙るしかないですが、世の中が他人の△を認められる人で溢れるといいですね。